法律がある

スプリンクラーは消火設備のひとつで、火災の検知から放水による消火までを自動で行ってくれます。火災の被害を少なくするうえで重要となる初期消火を確実に担ってくれる上、人の手を使わずに消火できるというメリットもあります。このため、消火はスプリンクラーに任せて、人は避難を最優先にすることも可能となったのです。 スプリンクラーの歴史は意外と古く、今から百年ほど前にアメリカで誕生したのが最初です。その数年後には日本にも伝わりました。日本では、戦後以降にスプリンクラーの設置に関する法律が定められ、徐々に普及していきました。現在では、ホテルや病院といった大規模な施設には、スプリンクラーが数多く設置されています。

スプリンクラーは高い有用性の反面、導入にかかるコストも高く、導入したくても思うようにいかないという状況もありました。特に、病院や福祉施設などでは火災時における自主的な避難が難しい方も多く、そうした施設におけるスプリンクラー導入の必要性が唱えられてきました。 こうした状況を受け、スプリンクラー設置について補助金が支給される制度が誕生したのです。補助金を使うことで、コスト面の不安は大幅に軽減されます。補助金は、自治体に申請して審査が通れば受けることができます。 人々を火災から守る上で、スプリンクラーが果たす役割は大きいものです。補助金制度によって、スプリンクラーの普及は確実に進んでいくといえるでしょう。